人気アニメを見ていて思うこと
新型コロナ、また新規感染者が増加していて
今日の東京都は366人!!
トンネルの出口が見えないことになっていますね・・・
そんなことで家にいる機会が増え、
映画を観たり、本もたくさん読むけれど
動画配信のアニメを見る機会も増えました。
歳がばれる話ですが、
自分がこどもの頃、アニメといえば日本のものは無くて、
あるのはポパイか初期のディズニーのものくらいでした。
なにしろ「鉄腕アトム」も「鉄人28号」も
実写版だったくらいです。
鉄腕アトムに至っては、アトムに扮した少年の役者が、
アトムの髪型のかぶり物をして飛ぶポーズ!
今考えると滑稽だけれど、なにか懐かしいですね。
そんな時代から思うと最近のアニメの出来は
凄いの一語に尽きます。
最近見たのは「鬼滅の刃」と「キングダム」、
リメークの「どろろ」など。
今やすっかりアニメっ子!(笑)
とりあえず視聴できる回はすべて見ましたが、
どれも背景が美しかったり、ストーリーが
しっかりしています。
ですが、今日書きたいのはそのことではなく、
アニメの登場人物についてです。
いや~、これが実に奥が深い。
昔ならば最後には「正義は必ず勝つ」
といった勧善懲悪ストーリーのものが
多かったと思うのですが、
最近のアニメは敵役のキャラの描き方が
丁寧で実に奥が深いです。
「鬼滅の刃」の主人公の敵である鬼にも
人だったときの人生があり、
それが哀しみとともに描かれる。
「キングダム」には設定が古代中国でありながら
実在の人物が多く登場し、単純な善悪ではない
個々の個性の描き分けがとても素晴らしい。
「どろろ」に登場する妖怪にも人間らしい
心を持ったキャラが登場します。
このようなアニメの描写を見ていると、
キャリアコンサルタントの職業病かもしれませんが、
面談でも話し手の表層だけでなく、
もっとその人の来し方やストーリー、
心理的背景に興味を持って
深いところで理解したいと感じます。
次回は、 二者択一問題について書きます。
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