キャリアコンサルティング試験の細目に注意!
ちょうど一週間後の8月17日(月)に、第15回キャリアコンサルティング試験の願書受付期間が始まりますね。 いよいよです。
当初予定されていたこの試験は新型コロナウイルスの影響で順延となり、第16回試験が予定を逸れていた11月に実施されることになりました。実質1回飛ばされた感じです。 今回、試験が順延されたことによって受験者数などがどうなるかなど、今のところまったく予測がつきません。それ以上に気になるのが実技面接試験の実施形態で、新型コロナウイルス対策を試験現場でどのように行うのかとても気になります。なにしろ三密の極みのような試験なので、万全を期すといっても出来ること出来ないことがあるだろうとは思うのです。3月の試験ではマスク着用可で行われたそうですが、今回の試験ではアクリル板越しなどということもあるかもしれませんね。ラポール形成が難しくなりそうです。 しかしそうした試験の実施形態以上に重要なことは、令和2年度以降版として「試験科目及びその範囲の細目」が一新され、今回の試験からそれが適用されることです。
新旧の細目を比較しましたが、全体の印象としては「かなり実務に振ってきたな」という印象を受けました。 たとえばキャリア理論などはそのままですが、カウンセリングに関する理論は具体的に理論名が挙げられていますし、「リカレント教育」や「セルフキャリアドック」といった言葉や年金や雇用保険などの社会保障制度にも言及しています。 法規でも従来は明示されていなかった「女性関係」「育児・介護休業関係」が挙げられ、試験実施者がこの試験の合格者に期待する方向性が感じられます。
試験の細目がこんなに詳しく書かれているのに意外としっかり読み込む受験生が少ないのはとてももったいないことです。 学科試験などは確かに範囲が広くとらえどころがない感じを受けますが、毎回重点的に出題されている箇所はあり、そうした出題エリアのリサーチと「試験科目及びその範囲の細目」の点検は、試験対策として取り組むべき第一歩と感じます。
学科イコール暗記と捉えてしまう人は、記憶対象と現実場面の結びつきが希薄なため、私の印象としては記憶が定着しにくい傾向があります。
学科で出題されている内容は、学校の受験問題とは違い実務との関連性が強く、それを理解できると記憶の定着度は増すと考えています。
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